【新唐人2016年2月1日付ニュース】
ジャーナリスト保護委員会が記者釈放を呼びかけ
ニューヨークに本部のあるジャーナリスト保護委員会は、1月28日、『蘭州晨報』(らんしゅうしんぽう)記者張永生(ちょう えいせい)氏を解放するよう、中国当局に呼びかける声明を発表しました。
張永盛氏は、1月7日、地元警察に「売春罪」で逮捕され、25日に、検察は逮捕を認めましたが、容疑は「恐喝」に変更されました。
保護委員会のによると、中国のネットで『蘭州晨報』名義の「武威市涼州区委政法委員会への公開書」が転載され、張永生氏が逮捕される前、何度も地元官僚の否定的なニュースを報道したため、警察と官僚に脅かされていたことが分かります。
しかし、『蘭州晨報』社は、29日、ネットで如何なる公開書も発表したことがないと正式声明を出しました。「自由アジアラジオ」の報道によると、公開書は新聞社が25日に作ったもので、28日に突然発表が中止されましたが、公開書は新聞社の見方を表していると言います。
ジャーナリスト保護委員会によると、近年、贈収賄や恐喝などの疑いで、中国の記者数十名が訴えられています。しかし、透明な司法システムが欠如しているため、信憑性の確認は困難です。
浙江省キリスト教協会長拘留
杭州(こうしゅう)市崇一堂(そういちどう)主任牧師ジョセフ・顧氏は、地方当局の十字架強制撤去に抗議し、1月28日、警察に拘留されました。
米国民間宗教人権団体、「中国援助協会」のWebサイトでは、彼と彼の家族は崇一堂に赴任した当日、「指定居住の監視通知」を受けました。
ジョセフ・顧氏は、中国公式の全国キリスト教協議会常任委員会委員で、浙江省のキリスト教協会の会長です。報道によると、これは中国の文化大革命後、逮捕された最高レベルの宗教指導者です。
深圳市医者抗議デモ
1月28日、深セン市の150人以上の医師が、雨の中、市役所まで歩いて、国家衛生計画委員会の200万元の医師標準化訓練助成金の滞納に抗議しました。
彼らは「深セン衛生計画委員会は助成金を返せ」、「出稼ぎ労働者に給料を、医師に助成金を支払え」と書かれたスローガンを持ち、市政府の前で、助成金を個人の割当て通り支給するよう要求しました。
当局は警察を大量に投入し、現場では衝突が発生し、一時混乱に陥りました。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/01/31/a1250006.html (中国語)
(翻訳/小松 ナレーター/大口 映像編集/李)